建築コラム

数世代受け疲れてきた家をお持ちの方は、安易な建て替えでなく、その家を蘇らせてみませんか?
黒光りした太い柱と丸太梁のある家。そんな家屋に憧れをお持ちになる方も多いはず。今ある母屋の構造体(柱と梁)を再利用して、または田舎で取り壊される古民家の構造体だけを買い取りして、ご自身の地域に民家を蘇らせる…そんな古民家再生による住宅をご提案します。

100年以上前に建てられた家を解体し、移築して建てる。

●朽ちたところを根継ぎして、耐震改修する。
●解体した構造材を使って新しい家を建てる。
●残った端材で小物や家具を創る。

  • 古民家の解体材を構造材として再利用し、軸組の一部に組み込む移築再生住宅の現場。古材を磨き、一本一本寸法を測り、新築住宅の主要室に再生します。
  • お住まいの家の梁と柱を磨き上げ、家の再生を目指すリフォーム住宅現場。
  • 古民家移築再生住宅 滋賀県こだわり住宅賞「滋賀県知事賞」受賞住宅
  1. ①古民家の調査:床下屋根裏等見えないところも調査します。
  2. ②再生・移築・改修・保存等計画が決まったら屋根・土壁を解体します。
  3. ③棟上と同じ軸組の状態にし、原付の測量をします。
  4. ④大工さんに構造体を手解体してもらいます。
  5. ⑤作業場に持ち帰り、洗い、保管しておきます。
  6. ⑥設計計画をします。
    ●プランニングを基に軸組を設計します。
    ●古材を利用して軸組を組む場合は、構造計算を古民家の構造体を含めて行います。
  7. ⑦大工さんに刻んでもらい、古材の補修をします。
  8. ⑧いよいよ棟上です。
  9. ⑨左官工事、内装、外装工事、建具工事をします。
  10. ⑩古い床材・天井材・家具の洗い工事をします。
  11. ⑪古い民家が蘇ります。

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